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日別アーカイブ: 2025年8月25日

足場工事の重要性と安全管理 ~高所作業を支える縁の下の力持ち~

皆さんこんにちは!

 

千葉県富津市・君津市エリアで機械工事・設備工事・鍛冶工事・鳶工事とあらゆる業種を行っている

株式会社SK工業、更新担当の富山です。

 

 

 

足場工事の重要性と安全管理

~高所作業を支える縁の下の力持ち~


◆ 足場工事とは?

 

建設現場で欠かせないのが「足場工事」です。

ビルの外壁工事や塗装工事、解体作業など、高所での作業を安全かつ効率的に行うための仮設構造物が足場です。


足場がなければ作業員は安定した姿勢を取れず、作業効率も大幅に低下します。


つまり、足場は「工事の土台を支える縁の下の力持ち」といえる存在です。


◆ 足場の種類

 

現場の状況に応じて、様々な足場が使い分けられます。

  • 枠組足場:最も一般的。鋼製の枠を組み立てて高所をカバー。

  • 単管足場:鉄パイプを組み合わせ、狭小地や複雑な構造物に対応可能。

  • 吊り足場:橋梁やプラントなど、地面から設置できない現場に使用。

  • 移動式足場(ローリングタワー):工場や倉庫でのメンテナンスに便利。

 

それぞれ特徴と適材適所があり、施工計画段階で入念に検討されます。


◆ 足場組立の流れ

 

  1. 計画:建物の形状や作業内容に合わせて図面を作成。

  2. 資材搬入:パイプやクランプなどを現場に搬入。

  3. 組立:水平器やスパナを使い、垂直・水平を確認しながら組む。

  4. 安全確認:手すり・階段・転落防止ネットを設置。

  5. 使用開始:作業員が安全に高所作業を実施。

  6. 解体:工事完了後、上から順番に解体して搬出。

 

シンプルに見えても、細かな安全管理と技術が求められます。


◆ 安全管理の重要性

 

足場工事における最大のテーマは「安全」です。

建設現場の労働災害の多くは「高所からの墜落・転落」によるものです。
そのため、厚生労働省の労働安全衛生規則では、足場工事に関する厳格な基準が定められています。

  • 作業床は幅40cm以上

  • 高さ2m以上では手すりの設置が必須

  • 組立・解体時には「足場の組立等作業主任者」が監督

など、安全を確保するためのルールが整備されています。


◆ 足場職人の技術と誇り

 

足場を組む鳶職人は、現場の安全を守る最前線に立つ存在です。

彼らの仕事はスピードと精度が求められます。短期間で足場を組み上げながらも、一切の妥協を許さない技術力が必要です。


「足場がしっかりしていれば、工事全体がスムーズに進む」と言われるほど、建設現場の信頼は厚いのです。


◆ まとめ

 

足場工事は、建設現場において「安全・効率・品質」を左右する重要な工種です。


見えにくい部分ながら、職人の技術と誇りが凝縮された仕事であり、建築の成否を陰で支えています。

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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